高校受験 不合格者の受け皿

高等学校は義務教育ではないため、必ずしもすべての学生が

希望の高校に進学できるわけではなく、学力が伴わない場合

には、進路変更(就職、専門学校進学など)、あるいは「中学

浪人」となる場合もあります。

しかし、「15の春を泣かせない」

とのスローガンのもと、希望者の高校進学率を100%にしよう

とする動きが1960年代に全国的に高まった。その目標がほぼ

達成された結果、現在では中学浪人は稀で、学力的にかなり不

十分である生徒であっても、偏差値的に下位の公立高校、私立

高校(いわゆる底辺校・教育困難校)や、定時制高校、通信制

高校などへは入学が可能であり(通信制高校は一般に全入)、こ

れらの学校が、不合格となった生徒の実質的な受け皿として機

能していると言えます(ただし、公立高校や私立高校などでは、

最近は定員未満でも「足切り」して不合格にするケースが目立

っています)。

しかし、これらの「受け皿」校では、進学後の学習意欲に欠け

る生徒が多いため、進学後短期間で高校を中退する率も高くな

ります。また、通信制高校に入学した場合は、通信制サポート

校にも併せて入学する場合が多い(「サポート校」は自校を卒業

すれば高卒資格が得られると謳っているが、実態として高卒学

歴を与えることができるのは通信制高校の方であり、サポート

校自体は学籍に何ら寄与しない)。ただ現実問題として通信制の

高校は中退率が高いことから、サポート校に通ってモチベーシ

ョンを高めるというのもそれなりに意味があると思われます。



また地域性として、秋田県・福島県・長野県・富山県・熊本県

などの一部では、出身大学ではなく、出身高校ごとに学閥が形

成される傾向があるため、中学浪人してでも名門高校に進学し

ようとする生徒が存在します。そうした生徒のための全日制の

高校受験予備校も存在し、また、出身中学校でも一定の支援体

制を整えている場合が多くあります。



また、高等学校卒業程度認定試験(高認)を受検して、高等学

校に進学することなく、高等学校卒業程度の学力が必要な資格

(大学進学、国家試験受験)を得る人もいます。(ただし、高

認合格者で、高等学校在籍経験がない場合は、集団生活適応

力の欠如の疑い等により、一般企業の高卒対象者の就職試験

の資格がなかったり、高卒対象者の就職選考に洩れる第一

要因になるケースが生じている。)なお、司法試験1次試験は、

大学2年修了程度の学力を検定するが、これにより、高校卒

業や大学入学資格が認定されるわけではないです。
posted by ティーチャーK at 11:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。